ナポレオンの好きな食、チーズ編

ナポレオンの好きな食、チーズ編

ナポレオンの好きなチーズ

ナポレオン(ナポレオンボナパルト)が好きなチーズと言えばエポワス（Époisses de Bourgogne）ウオッシュチーズの代表格、ウオッシュチーズの王様とも言われてます。フランスのブルゴーニュ地方のエポワス村で作られたことが名前の由来となってます。ナポレオンはこのエポワスを赤ワインと一緒に食べていたそうです。

ちょっと面白いエピソードがあるのですが、

部下がナポレオンの寝室にエポワスチーズを持って行ったら、寝ぼけたナポレオンが『ジョゼフィーヌ勘弁してくれ』と言った」そうです。　(ジョゼフィーヌはエポワスの匂いがしたの？)

エポワスってどんなチーズ？

このエポワスは熟成中は丹念に塩水とマ-ル（ブドウの搾りかすから蒸留したブルゴーニュ地方の地酒）で洗うことで独特の香りと旨みを凝縮させる。エポワスの中身は穏やかな風味であるが、表皮は個性的で強い芳香を持つ(初めての方にとっては匂いは臭いです。) 円形の木箱に封入される形で流通・販売されており、非常に柔らかい性質と食感のため、取り扱うレストランによってはスプ-ンを付けた状態で提供されることもある。

エポワスの食べ方

エポワスの一番美味しい食べ方は加工せずにそのまま生で食べることが美味しいそうです。ブルゴーニュ地方の赤ワインと相性が抜群です。

リネンス菌（納豆菌の仲間）で覆われた表皮は強い刺激臭が特徴。“足のにおい”と表現されることもあるそうです。最初にこのエポワスの匂いを嗅いだ時はびっくりしました。(最近はこの匂いにもだいぶ慣れてきました。)外の皮も食べられるのですが、スプ-ンで中身をほじっくて食べてみました。ミルクのコクと個性的な味わい。